プレゼン会|繋がる、広がる、二子玉川コミュニティー

二子玉川では約1年ぶりとなる2018年11月、“秋の大プレゼン”が開催されました!開催からはしばらく経ってしまいたしたが、久しぶりのプレゼン会と、多種多様な業種のプレゼンターたちにより大いに盛り上がった二子玉川の様子を、今回はレポートします!


今回のプレゼン会は、久しぶりの開催ともあり総勢10名登壇による、タイトルの通り「大プレゼン会」となりました。どのご登壇者もオリジナリティー溢れるプレゼンをしていただき、すべての詳しい内容をご紹介したいところですが、こちらでは一部をピックアップしてご紹介いたします!

今回のプレゼン会は現メンバーである各社に入った、新しいスタッフの皆さんにもご登壇いただきました。トップバッターの株式社ifd 関口 知寛さんから始まり、20代前半のフレッシュなプレゼンが続き、“大人”のメンバーたちも興味津々!
初々しさの残る株式会社cocoroé のメンバー伊藤 美紀さんと大堀 皓大さんは、代表の田中さんが講師を務める多摩美術大学でもとても優秀とお墨付きです。
学生時代の作品や今後の仕事目標など、しっかりとプレゼンしてメンバーにもアピールしていただきました。

写真左から伊藤さん、大堀 さん。真剣に聞くメンバーを前に少し緊張の様子。

株式会社cocoroé 代表の田中美帆さんも、スタッフの堂々としたプレゼンに誇らしげです。

打って変わって、HAFT DESIGN 秋山 乃佑さんは、出だしから「コマが回っている時間喋ります!」といきなりコマを回し、聴衆を惹きつけるスタート。

HAFT DESIGNの秋山さん。椅子の上で回転するコマを前に、饒舌なプレゼンを展開。

秋山さんはプロダクト等のデザインに限らず、商品開発やブランディング、新規事業の開発など幅広く携われています。物の素材やバックグラウンドから考えてデザインする秋山さんの姿勢は、普段見落としがちな分野や閉ざされた分野にも、新たな可能性を見出すきっかけになっていると感じます。
(今回のプレゼンは1人3分と持ち時間が決まっていましたが、プレゼンの間もコマは回り続け、秋山さんはなんと10分以上も時間オーバー!実はこのコマ、止めなければ15分以上回り続けるそう。こちらも秋山さんの関わられたプロダクトでした。)


そしてプレゼンは株式社フクフクプラス 高橋 圭さんへ続きます。

障がいをもつアーティストと社会を繋げる場所づくりを提案するフクフクプラスさん。
障がい者アートとは最近よく耳にするものの、実際はどういったものなのか?アートを日常に取り入れると、どんな効果が生まれるか?日常ではまだあまり馴染みがない方も多いと思いますが、高橋さんは実際の展示風景や作品をもとに、わかりやすくご説明いただきました。

高橋さんとスクリーンに映し出される障がいを持つアーティストの鮮やかな作品たち。

続いて、デザイナーとしてご活動される一方で、大学や専門学校の講師も勤められるusadesignの下總さん。わかりやすく、慣れたご様子のプレゼンはさすがのもの。デザイン戦略アドバイザーとしてご自身が主催する一般社団法人デザイン経営研究所の勉強会についても詳しくお話いただき、開催イベントの告知でメンバーの関心を呼びました。

usadesign 下總さん

プレゼン会はまだまだ、どんどん続きます。

アートディレクション、イラスト、デザインのお仕事をされているふせ ゆみ さんは、書籍や雑誌、広告のデザインとイラスト(時には)パッケージやCDジャケットなど幅広い分野でご活躍されています。過去の作品の中には、あの有名な“国民的ヒーロー”のおもちゃパッケージデザインも!世代であるメンバーたちからは大きな歓声が上がりました。まずはターゲットの事を考え、難しい話であっても興味や親しみを持ってもらえるように、子どもだけでなく大人もワクワクするような遊び心のあるデザインを多く手がけられていらっしゃいます。

イラストレーターのふせさん(写真中央)。プレゼン後にはメンバーが集まり、ポートフォリオを見ながらお話する場面も。

 

続いての世田谷コミュニティ財団 さんは、2018年4月に設立した東京都初、都市型コミュニティ財団です。
co-labメンバーではありませんが、同じカタリストBAを拠点としているコミュニティーメンバーとして、今回プレゼン会にもご登壇いただきました!

世田谷コミュニティ財団の市川徹さん。

事業指定助成プログラムの実施やプロボノコミュニティの運営など、世田谷区で「まちを支える生態系」づくりを目指してご活動中です。カタリストBAでもイベント開催をされることが多く、今後メンバーたちとのコラボレーションが生まれることも期待しています!

 

糸島ライブラボ株式石坂 晏敬さんは、「人生はネタづくり」をモットーに楽しいことはなんでもやってみる、という姿勢でそれを経験として記録していく“ライブラボ(人生研究所)”として活動中。現在は東京と福岡県糸島市とのデュアルライフをしながら、東京と糸島をつなげる会なども運営しています。
糸島にシェアハウスをつくっったり、九星気学の実施者として勉強会を開いたり、サハラ砂漠マラソンに参加されたり、SUP(Stand Up Paddleboard)で伊豆大島〜七里ヶ浜間60kmを完漕ぎしたり、、と本当に様々な“楽しいこと”を実践している石坂さん。昨年は更にきき酒師の資格も取得され、ますます進化していくご様子はもはや仙人のよう。石坂さんのプレゼンは、他メンバーたちにも濃く、強い刺激を与えたことでしょう。

仙人レベルの石坂さんの濃い人生プレゼン。

 

そして最後のご登壇者は、株式社EATM 伊藤 善彦さん。伊藤さんは、日本に生息する野生鹿を資源として「全部利用すること」を目指し、EATMを2018年にご設立されたばかり。

緊張の面持ちのEATM 伊藤さん。

森林の生態系バランスの保全や、食糧問題への備えに寄与することも考え、栄養価の高い鹿肉を日本人の食卓へ提供するための商品開発を日々行なっている伊藤さん、なんと第一種狩猟免許も取得されています。プレゼン会当日は、実際に鹿肉で作ったソーセージをご持参いただき、その美味しさや健康食としての栄養価の高さを知り、co-labメンバーたちも驚きの表情でした!

EATM 伊藤さんご持参の鹿肉のソーセージの美味しさに、思わずにっこり顔。

多岐にわたる業種の新しいメンバーが入ったco-lab二子玉川。
たくさんの皆さまにご登壇いただき、ありがとうございました!


たっぷりプレゼンテーションしていただいた後は、お待ちかねの交流会。
毎回1つのフードテーマに合わせて、メンバーがそれぞれの“イチオシ”を持ち寄るのが二子玉川スタイル!今回は「秋のパンまつり」をテーマに、メンバーオススメのパンや、パンに合うフードを持ち寄っていただき(プレゼン会開始1時間前から、ディスプレイも含めて皆さんお手伝いいただきました!!)


たくさん集まったパンや美味しいペアリングフードは、「これどこで買ったの?」「今度買いに行こう!」と皆さん大盛り上がり。

co-lab二子玉川は、二子玉川近隣に住まわれているメンバーも多く、プレゼン会にはお子さんやご家族のご参加も大勢いらっしゃいます。近しい環境で暮らしながらも、様々なバックボーンを持ったメンバー同士の交流は、お互いに刺激もありながら情報交換の場としても活用されています。パパ友、ママ友もいっぱいいる二子玉川のco-lab。子どもたちも自然と仲良くなって交流ができ、大人の“社会”を体感できるのも、二子玉川拠点の魅力の一つに感じます。

 

美味しそうなパンを前にも、話は尽きないメンバーの皆さん。

新しいメンバーを迎え、コミュニティーもどんどん広がるco-lab二子玉川。メンバー同士の交流も深まり、ここで繋がったメンバーたちからどんなコラボレーションが生まれるか?楽しみでもあり、これからのコミュニティーの進化に、co-labスタッフとしても期待がいっぱいです!


そしてプレゼン会の後日、2018年の締めくくりに毎年恒例の年末大掃除をメンバーの皆さんと一緒に行いました!日頃お世話になっているカタリストBAに感謝の気持ちを込めて、普段はなかなか手の届かないところまでを磨きあげました。

まるで職人さんのような手際の良さ!

ロッカーは隙間までひとつひとつ丁寧に、二子玉川の景色を映し出す窓ガラスも脚立に登って隅々までをピカピカに!メンバーさんの職人技のようなきめ細かやかさのおかげで、新しく始まる年に向けて気持ちの良い仕事環境が整いました。

大掃除のあとは、いつものキッチンで楽しい“プチ忘年会”も開催。

写真提供:岡田慶子さん(co-lab二子玉川メンバー)

一年間お疲れ様でしたという気持ちとともに、来年も皆さんと一緒にコミュニティとしてのco-labを盛り上げていきたいという気持ちを新たにした年末でした。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!

(ローカル・マネージャー:服部/チーフ・コミュニティ・ファシリテーター:佐脇)